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2007/3/28
下地を重ねていく工程です。 |
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垂木周りも漆で下地を行います。 |
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2007/8/26 |
2007/9/4、 下地が終わり漆を塗っていきます。小さい刷毛(はけ)で一本一本、かなり時間を要します。
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一方屋根鏡、
下塗り後の炭研ぎが完了した様子です。
中塗り、上塗りと進みます。 |
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2007/9/6
上塗りが終わっています。
漆の締まり具合を見極め、また「研ぎ」に入ります。
このあとは磨き(蝋色:ろいろ)作業になるので研ぎも荒さの段階を分けます。
画像は総才の腹の炭研ぎを始めています。 |
閑話休題、
この北脇屋台の作業大詰めを迎えた真っ只中の9/10、
アメリカからの観光客のお二人が突然お見えになりました。
お話を伺いますとラスベガスのスロットマシーンの製造会社の社長さんだそうで、
屋台や壁にかけてある写真をご覧になって「ワンダフル!」っておっしゃりながら
カメラに収められていました。帰られる際には握手を交わし、
「お互い職人ですね」的なことを通訳していただきました。
帰国後には播州の祭りが土産話として伝えられ、
おふたりの身近な皆さんの知るところとなったことでしょう。
文化の国際交流といえば大げさでしょうか。
右端に映っているのが案内をされていた三川屋の方です。 |
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おなじく2007/9/10
話はもどってこちらは斗組です。
もう箔押しができる状態まで仕上がっています。 |
どの屋台のご紹介でも重複しますが、正面を漆の下地で盛り上げます。
当店の特徴のひとつです。
白木のままで残す木鼻の彫刻部は汚さないようにカバーしています。
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同日、
四本柱、欄干ともに上塗りが終わっています。
柱は国産透漆、欄干は国産黒研ぎ出し漆です。どちらも蝋色前の炭研ぎ待ちです。 |
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同じ日の店先、
屋根は蝋色作業に入りました。
漆を摺りこんでいく様子です。 蝋色は、この漆の擦りこみと、手のひら(と指)での磨きあげを繰り返します。
屋根の漆塗りの最終工程です。 |
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後日の店先、磨いています。
いろんな角度から見て艶を上げていきます。
総才の肩も腹も総蝋色です。
完成が近づいてきました。 |