ギャラリー2016     (→TOPページにもどる

 表紙に使った写真などをご紹介するページです。



 祭りのあと (2016/12/1のTOP、2016/12/31に移動)

地元 播磨国総社の秋祭りも終わりました。


身も心も落ち着いて
こつこつ仕事に向き合う毎日を過ごしております。


前の職場では彫刻や獅子頭等、修復作業。

 
作業前

作業後
 欠けたり傷んだ彫刻の修復後、金箔プラチナ箔の修復。




 祭り (2016/10/23のTOP、2016/12/1に移動)

 播州の素晴らしい秋祭りが終わりました。


 祭り前、屋台屋根 漆磨き 
 
 ハレの日に輝くように、
一台一台丁寧に手入れを
させて頂いております。




北恒屋屋台。









14日15日に執り行われました
灘祭り(松原八幡神社秋季例大祭)。

毎年、東山屋台と妻鹿屋台に
帯同させて頂いております。

(下方に拡大画像リンクがございます。)


(写真提供:中田裕介氏)


(写真提供:中田裕介氏)


(写真提供:中田裕介氏)



東山屋台。







(写真提供:中田裕介氏)


(写真提供:中田裕介氏)



妻鹿屋台。

拡大画像は→こちら




祭り月10日

週末に多くの祭りが重なって、
そのための御蔵伺いが7日までに完了したこともあり、

10年ぶりくらいに
飾磨の祭りに行かせて頂きました。


平成6年漆塗り、玉地屋台。



平成11年漆塗り、都倉屋台。




平成24年漆塗り、宮町屋台。



平成25年漆塗り、須加屋台。




本日は正八幡神社にもお伺い致しました。



昨年度漆塗り、宮脇屋台。







お納め (2016/9/23のTOP、2016/10/10に移動)


中野田屋台 露盤彫刻をお納め致しました。

















北山田屋台 高欄と四本柱をお納め致しました。


お預かり前。




完成、お納め時。

四本柱:日本産透き漆蝋色(ろいろ)塗り

高欄:日本産研出黒漆蝋色塗り
(座面・高欄掛け等はつや消し黒漆塗り)

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高砂 東宮屋台、龍紋彫刻です。


作業前。



漆塗り・金箔・彩色、完成。








 祭職人展2016 (2016/9/12のTOP、2016/9/23に移動)


祭りに関わる職人有志14名による、
祭り職人展2016が
9/3、4の二日間、盛況の中終了致しました。

事業構築の中で
職人全員から聞こえてきた想いは
人に喜んでほしい、ということでした。

これは職人だからというわけではなく
すべての仕事に共通することだと思います。

カタチのないその「想い」が
「笑顔」という見える形になる。

二日間の会場にも
そんな笑顔が溢れていました。

私自身にとっても
その一番大事な部分を再認識する
とても良い機会になりました。

関係下さったすべての皆様、
ご来場下さった皆様、
誠に有難うございました。


→祭り職人展2016写真記録



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 祭りまで一カ月と少し。

 鋭意作業中。






 こちらは修理中の露盤。    
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大正時代の獅子頭。
まずは木地修復。





欄間・紋・屋台・仏檀 (2016/7/21のTOP、2016/8/26に移動)

2月より進めておりましたお仏檀の修復が完了し、
7月21日にお納め致しました。
少しの画像のみですがご紹介致します。

3尺4寸、三方開き 浄土真宗西本願寺派。

総漆塗り・黒、溜め、ともに総蝋色(ろいろ)、
一号色金箔仕上げ、漆による箔押しです。


分解中のようす。
2016/2/13









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作業前、修復作業後の比較です。












屋台漆塗りが完了し、先月お納め致しました。

金具でほとんど見えなくなってしまうところも総蝋色です。
少しは見えるからで、その垣間見える漆の仕上がりの差が少なくないと思っております。

純日本産研出黒蝋色(とぎだしくろろいろ)漆使用。




 [蝋色(ろいろ):漆を鏡のように磨き上げる手法]



東山村の紋の漆塗りをしております。

平成12年に造られたの紋の、外がわを加工されたので
それに伴った漆塗り、箔押しです。

新調時の記事、→こちら

 
 堅地、布着せ、堅地、とベースを重ね、
段差や木地の微細なひずみを整えます。

   
 下塗り、さらに修正、

 中塗り

 
 
現在、漆の上塗り完了です。

段差も無く、面もきれいに揃いました。


このあとよく締まらせたのち
金箔とプラチナ箔を押していきます。

剥げたときに目立ちにくいように
黄色の漆を塗っています。
初期硬化で色づいていますが、
時とともに色が抜け
黄色になっていきます。 

(村の方のご了解を得て掲載させて頂いております。)




古民家再生工事の取っ掛かり、
欄間の漆塗り修復も完了しました。

シンプルな萩の彫り。
付随する煤竹も虫食いで傷んでいましたので
新しいものに入れ替えています。
煤竹で新しいというのもおかしいですが
つまり新たに用意した別の煤竹に、ということです。

江戸後期の逸品。







ミニ屋台と諸々進捗 (2016/6/9のTOP、2016/7/9に移動)

屋台文化保存連絡会の教材屋台もほぼ完成し
手元を離れました。





立派なアクリルケースも整い、
完全完成の暁には
各地で有効活用されていくとおもいます。

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前回ご紹介した錺金具につづき、
刺繍・彫刻も本職の皆さんによる
素晴らしい造りとなっています。



 




店先で進めております屋台屋根の漆塗りも
大詰めを迎えております。







各種漆塗りも承り、お納め致しました。

 
家紋。材質はカエデ。 
摺り上げにより落ち着いた色調です。
 座卓天板。こちらも同じく、
漆の摺り上げです。
 

 和モダン建築の玄関の棚です。
溜め塗りとしました。
こちらの職場にて上塗り、、蝋色(ろいろ)研ぎまでし、
現地に組み込まれてから蝋色磨きをしました。

いまは華を活けておいでだと伺いました。
とても喜んで頂けました。





仏檀の修復(お洗濯)と獅子修復 (2016/4/6のTOP、2016/6/9に移動)

先日お彼岸前にお納めした、仏檀の漆塗り修復のご紹介です。



 浄土真宗西本願寺派のお仏檀です。

 今回の修復に伴い、障子・下段・中敷・支輪・除け台等を溜め塗りとし、装いを新たにしました。エンジ色に映っている部分がそうです。

 全体の漆塗り替えプラス、より明るい印象となりました。


 大きい画像でご覧ください。
  こちら

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 年度変わり前に、とのご要望の
 獅子頭もお納め致しました。

 獅子舞が一度途絶えられた地区の方が
 数年前から有志の皆様により復活されました。
 そのことを機に
 50年以上ぶりの修復とのことでした。

 ますますの弥栄をお祈り申し上げます。

  大きい画像






地袋上置き仏檀 (2016/3/15のTOP、2016/4/6に移動)

地袋の上にお祀りするお仏檀のご紹介です。


 詳細はこちらから。



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屋台文化保存連絡会の教材屋台の
進捗紹介です。


こちら







漆の色 (2016/2/27のTOP、2016/3/15に移動)


とてもきれいな写真を頂戴しました。
白浜 東山屋台です。
もう4か月も経つんですね。
ということはもうあと半年ほどで
秋祭り。

またハレの日に向かってまいります。


楼門前・晴天・南から


御蔵前・曇天・北から

漆はその場により表情を変えていきます。
それがよく分かる二枚です。

→大きい画像はこちら(3枚)

下さったお二方、誠に有難うございました。




1月下旬、また新たに仏檀をお納め致しました。
修復(お洗濯)のご依頼でした。

画像ご紹介





 こちらは狭間彫刻の修理です。

地板の破断を、
我に対して垂直の棒を
埋め込むことにより
補強修復。


   
   
仏檀の作業も二台並行して進めております。 ↓↑




古色塗り (2016/1/18のTOP、2016/2/27に移動)

年末にお納めしたお仏檀。
その御本尊の台座です。
江戸中期のたいへん素晴らしい造りでした。

ここまでの物となると
漆の塗り替えは、その重みを損なうことにもなります。
年月が育む価値というものを
直に感じさせて頂きました。
眼福にあずかりました。

さて、擬宝珠が一つ紛失しておりましたので
白木で拵えます。



そして古色。
通例の修復のように漆を塗り、
一度真っ新の金箔を施してから
何度もなんども彩色を重ね、
なんとか周りに合せることが出来ました。
ほっとしました。

同じ要領で、位牌の欠けていた足も直しました。

(白木時)


施主様は、戦国時代が初代という亀岡の武家の御子孫。
良い機会を頂戴し有難うございました。
また勉強になりました。


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屋台の漆塗りも
本格的に開始しております。

まずはしっかりとした補強を致します。



謹んで新年のお慶びを申し上げます (2016/1/1のTOP、2016/1/18に移動)

 平成28年元日

 『漆』 の魅力、これからも。
















ご依頼くださる皆様の笑顔のために。

これからもずっと
手を動かし続けます。