地袋上置き仏檀 浄土真宗西本願寺派(2016/3/15)             <TOPにもどる>


 床の間の脇、地袋の上にお祀りするお仏檀の例です。

 

 
地袋の上ですので、どうしても位置が高くなってしまいます。

少しでもお参りし易いように、
下台など、出来るだけ薄く(低く)なるように設計致します。

それでも、除け台(よけだい:一番下部の台)は
在った方がきれいですので設けています。

厚みは三分(9mm)。



 



狭間彫刻は白木を残した仕上げです。
 




支輪の下のもう一段の地覆(じふく)は朱赤漆塗り。
そうすることにより、
よりはっきりとした印象になっております。

白丸が除け台。





小ぶりながらも本式の仕様です。

日本産黒漆蝋色(ろいろ)仕上げ。





錺(かざり)金具もすべて手打ちです。
 







以下、お仏具配置前。 









工房にて。



施主様のお父様が職人をされておられたそうです。

せっかく仏檀を祀るなら
手造りの物が欲しい、と
インターネット等お調べになられて、
当店のことを知って下さいました。


 すべて誂えでお造りしお納め致しました。

たいへんお喜び頂けました。
有難うございました。





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