狭間彫刻新調(11/2/19)

 お仏壇の修復に伴って狭間彫刻を新調しました。
旧い狭間も金箔ですがこのたびは当店の通例どおり一号色金箔で仕上げました。

 赤みのある良質な色味で、ツヤを上げての箔押しでも上品にかつ晴れやかにすることができました。







 近年、世間の多くの(ほとんどの)仏壇は金粉での施工ですが
わたくしどもは特にご要望が無い場合は
ご覧のような金箔仕上げをさせて頂いております。

また、スプレー吹き付けによる下地や
スプレーによる塗装は一切せず
すべて筆・刷毛塗りなので
彫りを埋めてしまうことなく仕上げられます。


 おもわず手を合わせたくなるようなお仏檀、
これからも理想に近づけるように精進します。



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