屋台屋根磨き


1枚目の写真の左半分が磨く前、右半分が磨いた後、2枚目の写真の下半分が磨く前、上半分が磨いた後です。
雨の当たらない屋台蔵で、上にさらし等の覆いをしていても一年も経つと漆はかなりくすんでいます。
磨くことで輝きを取り戻し、本来の「黒さ」が顔を出します。
雨のあとの屋根磨き





明るいところで見ますと金物の映り込みがくっきりとしています。
漆塗りをしてから長年そのままということでしたら、ご一報くだされば祭り前にお伺い致します。
毎年、お盆が過ぎて祭りのシーズンが近づいてきますとご依頼のお電話を頂戴しております。
近年祭りの日程が重なることが多いのでご希望の日時にそえないこともございます。
一日で伺える件数に限度がありますので、日程表を組み割り振りさせていただいております。
磨くときれいになる、これは上にも書きましたが「汚れをとる」ことです。
こすれ傷などは見えにくくはなりますが、磨いて消してしまうことは残念ながらできません。
あまりに傷みがすすみツヤの戻りづらい屋根は、もう少し荒い粒子の磨きを掛けることで、状態の改善が出来る場合があります。ご相談くださいませ。
さらに傷んだ屋根には、当店で漆塗りをさせていただいた屋根であれば下地からやり直すことなく、漆の塗り替えをすることができます。