<お預かり時>

鼻周辺に特に傷みが見られました。
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こちらの方は大きな亀裂が裏(内)側まで回っていました。
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一旦切り離してしまい
木を接いで整形。
細い亀裂にも鋸刃を入れ
経木(きょうぎ)を挟み込みます。
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損傷各部を補強し
堅地(漆による下地)で補修していきます。
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前述の大きな手術の部分は
麻布をまたがらせて
着せました。
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鼻は下地を全部剥ぎました。
なのでここも麻布を着せます。
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何回も何回も
堅地で修正していきます。
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そして研ぎ。
研いだ後もまだきれいなラインに
至っていないところに
修正を続けます。
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弁柄(ベンガラ)漆で下塗り。
塗って初めて見えてくる凹みなども
根気よく堅地で補修します。
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朱赤漆の上塗り。
以前の風合い・雰囲気を変えずに、
とのご希望でしたので
数種の漆を合わせて(調合して)
色味を再現しました。
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眉の凹みも整ったので黒漆の下塗りです。
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施主様に色の確認のため自然光のもと
職場のベランダにて撮影した折。
金箔を施す部分の塗りは
黄色の漆。
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↑ビフォー、
アフター→ |

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TOPページにも書いた通り完成画像がありません。
携帯で撮った、完成にいちばん近い様子がこの画像です。
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