瓦の金箔押し  

 瓦に金箔を押してほしいという依頼をいただきました。
 その瓦は姫路城の修理の際に天守閣の壁の中から発見された家紋の瓦のレプリカだそうです。(たしか実物の4分の3の大きさ)



  作業前。

 瓦の表面はご想像のとおりざらざらです。まず上塗りの塗料のくいつきをよくするための下地の処理を行います。そのうえで金箔を押すための素地である中塗り、上塗りとすすみます。
 塗りは表面を平滑にするために分厚めにします。
 





   

 しあがった瓦。こまかい蝶の足の周りや桐の隙間もぬいてあります。
 金箔は一号色を使用。

  



        <うるし工芸のTOPに戻る>
        <店のTOPに戻る>