魚吹八幡宮・平松屋台4 平成16年9月26日、お待ちいただいていた露盤・台(アシ)をお納めし平松屋台は完工式を迎えました。 その最終、完成までをご紹介します。 |
腰の桝組み(ますぐみ)
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勾欄 漆で分厚くなる分を生地から削っているのですが気を遣う勾欄の組み立て。鳥の彫刻(白木)を元の位置にもどします。 下面は「塗り立て」ですが、前面・上面に加えて背面も蝋色仕上げとしております。これも普通は行わない特別工程です。 その他 脇棒受けの龍の彫刻。木目を消さず下地をし、国産梨地透き漆(濃い目)を塗っています。 白目・歯も漆です。
泥台の太鼓隠しの格子。前面は黒蝋色仕上げ、側面は金箔です。 最終組み立て
完成 昨年(平成15年)11月にお預かりし5月末に納めさせていただきました。半年にわたる作業でした。 まだこの時点ではお納めしていない露盤についてはさらに項を改めさせていただきます。 <もどる> <TOPにもどる> |