漆塗り 一般, 私信

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皆様お待たせしました。お待たせし過ぎたかもしれません。日記更新です。

あまりに放っていた(2年!)ので、あるお客様から、そろそろ頑張れよ、とケツを叩かれました、。
(そんなこと言って頂けることはとても有難いことだと分かっております。)

 

前回の更新、令和3年(2021)は激しい一年でした。令和4年の3月いっぱいまで、姫路商工会議所青年部という団体で理事のご指名を頂きまして、本業の傍ら公の団体の委員長という立場が伴った一年間でした。

その委員長とやら。何をするかは自由ながら、したいことはすぐ決まりました。『ええやん日本!体感委員会』という冠を掲げ、日本の素晴らしさを体験を通して学んでいこうという活動です。

 

30余名の委員さんを対象に月一度の委員会開催、260余名の全会員対象の例会設営二回(普通は一回)、

それに加えて、世間様対象に対外事業なるものを二回も開催しました。やりすぎです。やりすぎました。
コロナ禍でそもそも運営も普段通りにはままならない中。

 

おかげでその年10月までの令和3年度分の本業も目一杯押され、11月以降は令和4年度分の祭り関連の進捗を少しでも進めるべく、早い段階から作業は毎晩のように夜なべ、春には姫路城の漆塗りもさせて頂きました。余暇0で令和4年の秋(こないだですよね)まで一気呵成。

11月頭に一瞬ゆっくりできたものの、年内お納めのご依頼と並行して、この3月末お納めのご依頼を進めているうちにすぐ年末。各所へのご挨拶も大晦日、年賀状も年が明けてからという体たらく。

 

頼まれごとを断れないタチも、この状況の原因のひとつ。ちなみにきのうまでの三連休も例に漏れず毎日また何某かのお手伝い。それが明けた、本日が今日1月10日でございます。

久しぶり、実に613日ぶりの発信なのに、いや、そうだからこそか、つらつらと言い訳でございました。
失礼致しました。

 

今日も今日とて、本日提出期限の税金関連の手続きで一日潰れました。色んなタスクの中、どうしても優先順位が低いこの職人日記。ついおざなりになってしまうこと、お許しくださいませ。

 

何もかもがギリギリ。たまにオーバー。(ご迷惑もお掛けしています、汗)
令和5年はちょっとだけでもそんなサイクルを改めたいと夢見ています。(仕事が遅いだけ、、。)

不器用ながらも元気にやってます!ということは、胸を張ってお伝え出来ます。

代わり映えしないこんな砂川漆工芸ですが、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

癸卯小寒

 

『令和3年度 姫路商工会議所青年部
ええやん日本!体感委員会』の思い出

第三回 6月『和弓(わきゅう)を知る、体感する』
弓師 播磨竹禅師 工房訪問

 

第四回 7月『日本精神(大和心)、を体感する』赤塚高仁(こうじ)氏ご講演
~国の在り方。ウシハクからシラスへの転換が成した世界最長の国家~

 

第六回 8月対外事業①
『日本の憲法議論を体感する』
憲法両論! そこまで聞いて委員会

 

第七回 9月 zoom委員会
『 ちょっとええやん日本講座』

 

第八回 10月 委員会旅行
『秋の京都で、日本を垣間見る』

 

第九回 11月『日本刀を知る、体感する』
刀工 明珍宗裕師 ご講演

 

第十回 11月全体例会 武田数宏氏 ご講演
『 この日本を紡いできた心
~忘己利他とは何か~ 』

 

第十一回 12月 委員会研修旅行
『日本の源、を体感する』
伊勢神宮参拝と伊勢修養団研修

 

第十二回 1月例会 対外事業②
『令和 祭職人展』

 

第十三回 2月『 禅 、を体感する 』 向令孝(むかいれいこう)師 ご講演
~禅と悟り いまここ の生き方~

 

令和4年5月
世界遺産 姫路城『菱の門』
格子窓・火灯窓漆塗り修復