年の瀬から曽根南之町の屋台に掛かっています。
布団屋根は曽根北之町さん、福崎吉田さんに続き3台目です。
まずは分解から。
過去携わらせて頂いた2台に続き今回も木場の福喜棟梁のお仕事です。なので構造は頭に入っています。ちなみに初めての北之町さんのときは分かっていなくて探り探りだったので、バラすのにも時間が掛かりました。
屋根と斗組が分かれた状態。
ここから順番に外していきます。さいしょに一番上の肘木と小斗。
この次の段は通し肘木になっています。
その通し肘木の裏板を外しますと、
こうなります。この状態から天井を外すと通し肘木を外すことが出来ます。
このあとは各隅ごとに分かれます。
布団屋根といえば、私たち塗師にとって大きなボリュームがある所のひとつがこの斗組。
曽根南之町さんの場合、小斗だけで約400。神輿屋根屋台では通常48個。実に8倍。
続きは姫路の職場なのでクルマに積みましたら、もういっぱいです。
がんばります。