新しい時代の幕が開きました。
令和元年元日。
飾磨本家から明治の終わりに暖簾分けした当家。
112年と五つの御代を経て、
この記念すべき日に初めて暖簾を上げることになりました。
ある方がご厚意でご寄贈下さいました。
暖簾に恥じぬよう、
これからも誠心誠意、斯業に邁進致します。
国を上げての祝意ムードの中の改元でした。
天皇陛下は国民に感謝し、国民の安寧・弥栄を祈って下さる、
国民は天皇陛下に感謝し、陛下の幸せ・ご健康を願う。
日本国のこの国柄、この素晴らしき心の有りように、静かに、深い喜びが充ちてまいります。
自他を問わず、幸せを祈る。
いつまでも受け継いでいきたい崇高な文化です。
天皇陛下万歳。
暖簾掛けの造作は、
目下井ノ口屋台制作に腕を振るわれている吉田棟梁。
お忙しい中、無理をお願いしました。
意匠はお任せでしたが、さすがです、
スッキリ上品に、そして堅牢に造って下さいました。
吉田棟梁、有難うございました。